実録!ある社員のISO取得奮闘記
Story1. 社内の理解を得ることから始めた、認証取得までの450日間。
梅谷純生
現・取締役 浦安工場長
ISO認証の取得を宣言。それはトップの強い意志で始まった
1996年8月、役員会の席上、取締役社長の柳内正基はある宣言をした。一瞬、会場は大きなどよめきに包まれた。その宣言は、「日本の生コンクリート業界で、当社が先駆けてISO認証を取得する」ことである。役員会は騒然とした。突然のISO認証取得宣言であったため、役員らは戸惑いを隠しきれなかったのだ。「ISOの認証を得なくても、確固とした社内システムがある、認証取得は必要なことなのだろうか」「国内のJIS規格もクリアしている、敢えて時間と金をかけて取得することに意義があるのだろうか」「自分たちの業界にISOはなじまないのではないか」。そうした言葉が、役員らの心の中をよぎった。そして社長の柳内は、会場のそんな雰囲気を察知してか、決然と言い放ったのである。「製品の品質を向上し、組織が自らを改善し、顧客に優れた製品を提供する。その結果、組織は利益を得て、社会益を提供するというダイナミックなツールとしてISOはある。ISOは今やマーケットが、時代が求めているものといっても過言ではない。その認識に立ち、業界を牽引する意志の基にISOを取得したい」。役員会は静まり返った。この企業トップの強固な意志によって、内山アドバンスのISO認証取得への挑戦はスタートしたのである。また、’92年、優れた品質管理を実施している工場に与えられる、「工業標準化通商産業局長賞」を受賞したことや、ISO認証取得活動の実践が、社員各自の活性化を促し、企業体質を強化・改善することへの期待もISO認証取得の気運を加速させた。こうして、’96年10月、「ISO推進室」を設置、具体的な取り組みが始まったのである。この「ISO推進室」の副室長として指名を受け、認証取得の活動にあたったのが、梅谷純生(現・生産本部草加工場長)である。認証取得を目指すのは品質マネジメントシステムである。「ISO9001」。当時を振り返って、梅谷は言う。「ISOと言われても何もわからない、暗中模索のスタートでした」。
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